関西から松山への旅路は、鉄道・飛行機・バス・車と、色々な手段があります。
その中でも今回は、岡山経由の鉄道の旅を紹介していこうと思います。
目次
岡山経由、鉄道の旅の最大の魅力。
なんといっても、瀬戸大橋を電車で渡れることだと思います。
九州へは、関門トンネル。
北海道へは、青函トンネルなど、海を渡るトンネルはありますが、橋で長い距離を渡ることは少ないので、そこが魅力の一つです。
また、単線区間を振り子装置の電車で爆走していくのもなかなか迫力があります。
そんな岡山経由のルートのご紹介です。
関西から松山までのルート案内。
関西から松山まで行く今回のルートは、
新神戸(新大阪)から新幹線で岡山。
岡山から、特急「しおかぜ」で松山
です。
新幹線のオススメ種別。
新幹線の選び方についてですが、「こだま」や「ひかり」だと、ほぼ各駅に停まることがほとんどで時間がかかるので、「みずほ」「さくら」「のぞみ」をオススメします。
その中でも、オススメなのは「のぞみ」です。
「みずほ」「さくら」の指定席でいけば、2+2列シートで、ちょっぴり豪華な座席を堪能できますが、8両編成ということもあり、乗車率が高めです。
2つの本数もそれほど多いわけではないので、スムーズに動きにくいところもあります。
(特に自由席に乗る場合)
また、岡山での乗り換えを考えた時に、特急「しおかぜ」は1時間に1本の運行です。
本数が多くて、比較的乗車率が低めな「のぞみ」であれば、岡山駅で滞在できる時間を自由に作ることができます。
岡山駅での乗り換えについて。
岡山駅の乗り換えは、ホーム自体がそこまで複雑ではないのと、距離も短いので、10分あれば確実です。
在来線の番線・乗り換えの案内もわかりやすいので、初めてでも迷うことはないでしょう。
ちなみに、特急「しおかぜ」は、8番乗り場からの出発になります。
岡山駅でのオススメの過ごし方。
岡山駅では、たくさんの種類の電車を見ることができます。
新幹線、在来線普通列車、在来線特急列車です。
電車を撮影するには、もってこいだと思います。
また、ただ待つことをするのであれば、在来線のホームで待つより、新幹線改札内の待合室がオススメです。
新幹線改札の中にはセブンイレブンがあります。
(在来線のコンコースにもセブンイレブンはあります)
人通りや、座席に座っている人の数は、新幹線の改札内が少ないので、そちらがゆったり待てると思います。
あとは、自由席であれば早めに行けば、いい座席に座れると思いますし、指定席であれば、発車5分前でも十分です。
特急「しおかぜ」のオススメの乗り方。
特急「しおかぜ」は、岡山始発の特急になります。
自由席であっても、比較的着席できると思いますが、ここでは自由席ではなく、指定席をオススメしたいです。
その理由は、差額がたったの「260円」だからです。
本来差額は「530円」なのですが、切符の買い方で「260円」になります。
自由席には、自由席のメリットもあります(空いていれば席が選べる、乗り遅れても大丈夫など)が、指定席だからこそ、早めに並ぶことなく岡山駅での時間を満喫するのも1つだと思います。
しおかぜの座る座席のオススメ。
しおかぜは、岡山駅を発車し、瀬戸大橋を渡っていきます。
その後、線路は単線になるので、岡山から松山に向かう際は、海が見たいなら進行方向を向いて「右側の席」
松山から岡山に向かう際は、海が見たいなら進行方向を向いて「左側の席」
がオススメです。
しおかぜに乗るときの注意点。
すごく揺れます。
振り子式の電車が、たくさんのカーブを曲がっていきます。
なので、トイレに行く際は、座ることをオススメします。
また、酔いやすい方は、できるだけ車両の真ん中の座席がいいでしょう。
電車は端っこの席に座るより、真ん中の方が揺れが少ないのです。
それは、車輪が近いかどうかに関わります。
なので、酔う・酔わないにかかわらず、快適に乗るためには、車両の真ん中付近にある座席がオススメです。
切符の買い方。
関西から、松山に向かうときにお得な切符の買い方は、
- 乗車券
- 新幹線特急券
- 在来線特急券
を同時に買うことです。
このように買うことで、在来線特急券が半額になります。
新幹線との乗り継ぎ割引が適応されるからです。
乗り継ぎ割引が適応された運賃。
新神戸から、松山までの運賃とかかる時間の目安です。
どちらも指定席の場合、11,050円。
どちらも自由席の場合、10,050円。
その他にも、指定席と自由席を組み合わせることもできます。
例えば、
新幹線は「自由席」特急は「指定席」の場合、10,310円
ということになります。
松山についてからの移動について。
松山には路面電車が走っています。
その路面電車に乗ることで、市街地、商店街、松山城、道後温泉に行くことができます。
JR松山駅から、道後温泉へは「青色5番」の道後温泉行きに乗れば直通です。
路面電車なので、時間は比較的かかりますが、松山市内をゆっくりみながら、路面電車特有の揺れと音を楽しめるので、オススメです。
また、運行頻度も日中は1時間に4本ありますので、乗り過ごして待ちぼうけになることもありません。
伊予鉄の路面電車での注意点。
Suica・ICOCAが使えません。
伊予鉄が発行している交通系ICカードのみ使用できますので、ない場合は小銭を準備してください。
料金は、170円です。
走行中は、後ろの精算機の両替も使うことができます。
例えば、松山駅で乗って、1番後ろの座席に座っても、降りる寸前ではなく、走行中に後ろの精算機で両替が可能です。
払う寸前で両替して焦る方は、後ろも活用ください。
松山でのオススメカフェ。
松山のお店がたくさんあるのは、「大街道」という駅です。
そこの近くにあるカフェが、居心地良くて、サンドイッチもボリュームがあってオススメです。
フライング・スコットマン大街道店
https://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38012555/
トンカツサンド
松山で鯛釜飯を食べるならここ。
松山に住んでいる友人が、「松山を出るまでに、1度は食べてみたい!」と言っていた、鯛釜飯のお店はこちら。
花ゆづき
https://r.gnavi.co.jp/plan/dpgj56c60000/menu1/course/7/
この旅では行けなかったのですが、また松山に行く時は予約していきたいと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
関西から松山に行く手段として、今回は電車を使いました。
高速を使って、車で行くことも1つですが、電車の旅もなかなか楽しいものです。
アナタの旅の参考になれば幸いです。