「あー、ご飯作るの、めんどくせー。」
そんなことを感じることが、日々の生活であることと思います。
世の主婦の皆さま、世の主夫の皆さま、世のご飯作り「担当大臣」の皆さま。
そう思いながらも、「でも作らなきゃー!」と身を奮い立たせて、なんとかご飯作りを始めようとしているあなた!
ちょーっと待ってください!
それってちょっとした「ストレス」です。れっきとした「ストレス」です。そのストレスが日々積み重なっていくことにより、いつの日か感情が大爆発したり、家族に当たってしまったり、「パーっといこうぜ!」なんてお金を奮発して使ったり。そういった「皺寄せ」と「爆発」が起こります。
「それでもええねん!だって、もうしょーがないじゃん!」
と思う方は、そのままの現状でいいと思いますが、
「もう嫌!!この現状、いい加減変えたいわ!!」
と思う方かいましたら、ぜひこの記事を読んで、「ストレス」のない楽しいご飯ライフを過ごすきっかけになることができれば、嬉しいです。
目次
ストレスを感じたときに、まずやりたいこと。
まず、そのままご飯作りをいつも通り始める前にやってほしいことがあります。
それは、「あ、自分、ご飯作りが”めんどくさい”って、思ったな。」と、自分の思ったことを感じ切ることです。
そもそも「ストレス」を感じた時点で、普段から「ストレス」の存在が自分の中にあるにもかかわらず、さらっと我慢をして物事を進めてしまっている場合が、多いです。
「しょーがないか。」
「私が作らないと、みんながご飯を食べられない。」
などと、責任感やいつも通りの行動パターンをさらっととってしまうからこそ、自分の中に自然と「ストレス」生まれます。
ここの「自分が感じたこと」「自分が思ったこと」を、当たり前のように認識していれば、そもそも「ストレス」と感じる前に、もうすでに何かしらの選択肢を自分の中で立てて、行動に移しているはず。
(「今日はご飯作る気分じゃないから、外食しよー♪」とか、「今日はそんなにお腹空いてないから、ちょこっとだけ作りたいな。」とか)
その時にスッと自分の中からアイディアが出てきて、スッと口から言葉が出て、「こうしよう」という次の現実の選択肢として挙がってきます。
ですが、「ストレス」という気分がスタートになるのであれば、それは普段から、「自分の感じていること」「自分の思っていること」を素通りしてしまっている可能性が高いです。
なので、「ご飯作るのがめんどくさいなー。」と思ったら、次どうしようかと何か「行動」を感かえる前に、「あー私、今、めんどうなんだなあ。」と今の自分の状態を感じ切ってみてください。
まず何より、そこがスタートです。
感じ切ってから、次に考えたいこと。
自分が今、感じていることや思ったことを感じ切って、認識することができてから、さあ、ご飯どうする!を考えます。
ここでも「考える」というか、「自分はどうしたいのか?」を第一に感じ取っていきます。
「自分はどうしたいか?」と、自分のことを考えるためにも、先程の感じきる状態が何より大事な基礎土台になります。そうしないと、「家族のため」「パートナーのため」など、自分以外の誰かのために行動しがちになってしまいます。
この「誰かのため」の行動も、「ストレス」の原因になりますので、「ストレス」のない生活を送りたいのであれば、おすすめはできません。
▼ こちらの記事がとても参考になります!
「人間関係で大切なことは、自己犠牲や我慢をやめることから始まります。」
人生をクリエイトする。より
さあ、「自分はどうしたいのか?」を感じ取っていきましょう。目を瞑って、深呼吸をして、ぼーっとしてみてください。
(コーヒーをのんびり飲みながらでも、いいです^^リラックスできる状態になります。)
何か、食べたいものが浮かんできましたか?
それとも、何も食べたくないですか?
単純に「作りたくない」だけですか?
そこで自分の中からじんわり沸き起こってくる「自分はどうしたいのか?」に対して、ようやく行動していきます。
「これが食べたい!」食べたいものが浮かんだ!その場合
例えば、「や〜、オムライスが食べたいなあ」と思ったとします。じゃあそこで考えることは、「オムライスを食べるには、どうしていくか?」です。そこで初めて、自分で作るのか、自分以外の誰かのオムライスを食べたいのか、あそこのレストランのオムライスを食べたいのか、と考えていくことができます。
「”作る”という体験をしたい。」または、「自分で作るオムライスが食べたい。」
→自分でご飯を作る。
という選択肢もありですし、
「自分以外の誰かの作るオムライスが食べたい。」
「パートナーの作る、あのオムライスが食べたい。」
→自分の思う人に頼む。
という選択肢もありですし、
「あそこのレストランのオムライスを食べたい。」
→外へご飯を食べに行こう!
という選択肢もあり!となります。
何も食べたいものが思いつかなかった、「作りたくない」場合
単純に、食べたいものが思いつかないのであれば、そもそも食欲がないのが、気分じゃないということになります。(お昼ご飯にしこたま食べて、夜ご飯の時間になるけど全然お腹が空いてない!という場合もありますしね。)
でもそこで、ご家族やパートナーがいて、「私が作らなきゃいけないんじゃ〜」という方は、ぜひまずはメンバーに相談してみてください。
「私、お腹空いてなくて、しかもご飯を作りたくないんだよね。」と。
思っていることを、素直に言葉にして相手に言ってみるんです。
そこで気をつけたいのは、相手の行動の答えを決めてしまわないことです。
「私、お腹空いてなくて、しかもご飯を作りたくないんだよね。だから、作って。」というこの「だから」の先は、相手の答えを勝手に決めてしまうことになります。これは、相手からしたら、ちょっと気分のいいものではないと思います。”アナタに選択の余地はない”みたいな空気感が漂ってしまうからです。
あくまでそこは、相談です。
「私は作りたくない。みんなのご飯を用意することは、したくないんだよね〜。」
柔らかく、かつ淡々と伝えてみるんです。
すると、相手も「考える」ことができます。
「じゃあ、食べに行ってくるわ。」かもしれません。
「じゃあ、自分でテキトーに作るわ。」かもしれません。
「冷凍食品って、なんかある?」かもしれません。
その相手の返しがあってから、アナタができることをすればいいと思います。
やりたくないもんは、やりたくないんです。
大丈夫、伝えるだけ伝えてみて、相談してみましょう。
まとめ
日常的に「いつも通り」の行動をしていると、つい「役割」でどっぷり自分の行動が責任感のようなもので縛られがちになってしまいます。
でも、落ち着いて感じてみてください。
フラットな視点を、戻してみてください。
ご飯作りって、そもそも「アナタだけの問題」ですか。
食欲を満たすのって、おのおの自分でもできることじゃないですか?
そこで相手の言動が気になったり、「いやいや、お前の担当だろ」というお声が飛んでくるのであれば、あまりにも「自由」がない生活だと思います。
「一緒に生活をしている」のベースが、欠けていると思います。
そもそもそこが欠けていること自体も、「ストレス」が原因である可能性が十分にありますが、それでは「ストレスの連鎖」は終わりません。
そこでそのままの連鎖で生活したいのか?
心地よく生活したいのか?
そこでも「自分がどうしたいのか」です。
自分の心地よさや、自分の楽しい生活に「真剣に」取り組んでみることも、自分を大事に尊重する生活を送るために必要不可欠なことです。
ぜひ思いつくアイディアを実行してみてください。そうすれば、きっとストレスのない「楽しいご飯タイム」になりますよー!