人間関係において、イライラする場面があると思いますが、このイライラは解消することができます。
そのために必要な考え方、解決方法などをこの記事では解説していこうと思います。
使えそうなところを使ってみてください。
目次
家族や仕事の人間関係で疲れない方法。「やってくれない!」イライラとおさらば。
もし、人間関係で「イライラ」がなくなったら、どんな毎日になっていきますか?
人間関係でのイライラがなくなるんです。
すごくストレスが軽減されていきますよね。
生活の中で、人間関係は切ってもきれないものですし、なくなることはありません。
もし、人間関係が全くなく、自分一人で生きていくとなったら、それはそれで1つの体験にはなりますが、なかなか辛いことだと思います。
とはいえ、たくさんの人に囲まれていることが幸せかと言われたら、そんなことはありませんよね。
気の合う仲間が数人いても、それはそれで十分楽しむことができます。
むしろ、たくさんの人がいて、自分と価値観が合わないのに一緒にいても、イライラする回数が増えるだけで、人間関係がよくなるとは言いにくい状態になってしまいます。
自分のことを理解してくれる人。
話を聞いてくれる人。
そんな人がいれば、人間関係は楽しくなっていきます。
人間関係における「イライラの原因」とは?
人間関係におけるイライラの原因を考えていきます。
ただ漠然とイライラを解決したいと思っても、それは無理なのです。
イライラという感情は、
自然に発生する感情ではなく、
何かのリアクションによって起こります。
例えば、自分の思い通りに動いてくれなかった。
その出来事があるから、「イライラ」という感情を感じることになって、それが言葉や態度に出てしまう。
その結果、喧嘩になって、人間関係が崩れてしまった・・・
ということになった場合、最初の「自分の思い通りに動いてくれなかった」という出来事が、「イライラ」を引き起こした原因になります。
ということは、自分の思い通りに相手が動いてくれればイライラしなかったのか?というと、確かにそうですが、思い通りに動くことを相手に強要することはできませんよね。
これは、自分に置き換えてもらったらよくわかると思いますが、アナタが誰かの思い通りに動くことを要求されたらどんな気持ちになりますか?
きっと、気分は良くないはずです。
それと同じことを、アナタが、「自分の思い通りに動いてくれなかった」と思っているときは、しているということになります。
これでは、気持ちがいい人間関係を構築することは不可能ですよね。
ということは、「自分の思い通りに動いてくれなかった」という出来事が「イライラ」の原因ではないということになります。
もし、「自分の思い通りに動いてくれなかった」が本当に原因であれば、相手が思い通りに動かせれば解決するはずですが、それができない。
できないということは、それが原因になることはないのです。
イライラの原因を深く掘り下げて考えてみる。
では、本当の原因は何か。
「自分の思い通りに動いてくれなかった」
ということを
考えた瞬間になります。
つまり、「自分の思い通りに動いてくれなかった」に考えているアナタの持っている考え方が、「イライラ」を作った原因になるのです。
もし、アナタの考えの中に、「自分の思い通りに動いてくれなかった」がなかったら、イライラが起こることはありません。
そもそも考えることがないので、イライラしようがないからです。
例えば、食事が終わって、食器を片付けてくれなかった。(「自分の思い通りに動いてくれなかった」)という状態があっても、気がついたアナタが、食器を自然に片付けることができます。
それは、自己犠牲ではなく、自分がやりたいと思ったからやっただけです。
もしやりたくなかったら、放置しておけばいいと思います。
放置して、次の日食器がなくても、それは放置した本人の問題です。
洗えなくて汚れがついている食器でご飯を食べたとしても、それは本人が受け入れたことなので、何もしようがありません。
それでいいはずなのに、先々のことを考えたり、食器はきれいな状態じゃないからダメだと考えたり、汚れがあるもので食べるのはダメだからと考えるから、アナタがやりたくないことをやらないといけないと思うから、自分のやりたいと思うことじゃないこともしてしまうのです。
だから、イライラが発生します。
イライラは、やりたくないことをするときに発生していきます。
自分のやりたくないことをするから、イライラします。
やりたくないことでも、しないといけないと思っているから、その行動を起こします。
その表面上の言葉として、「自分の思い通りに動いてくれなかった」という言葉になるから、これが原因だと思ってしまいますが、そうではないのです。
自分以外のことを、
やりたくもないのにするからイライラします。
それだけのことです。
仕事場でもそうですし、家族でもそうです。
では
なぜ、自分のやりたいこと以外をしないといけないと思っているのか?
それを考えてみてください。
どうして、汚れた食器でご飯を食べてはいけないのか?
どうして、家族全員の食器を洗わないといけないのか?
どうして、それを受け入れているのか?
それらを考えて、「おかしい」「楽しくない」と思ったら、それをどうすれば「やらなくて済むのか」を考えていきます。
例えば、食器洗いだったら、その時気分が向いた人がやればいいと思います。
それで、シンクの中が食器だらけになったとしても、サボっているわけではありませんし、ダメな父親・母親ではありません。
だらしがないわけでもないんです。
というより、食器を洗うのがめんどくさくて、それを置いているだけで「だらしがない」って誰が決めたんでしょうか?
誰も決めていませんよね。
社会の風潮です。
でもこの、社会の風潮って、誰が決めてるんですか?
誰の意見で、本当にみんな心から思っていることなのでしょうか?
そうやって考えていくと、「なぜ、食器を洗わないだけがダメなのか?」ということを考えられるようになっていきます。
すると、「別にいいよね」ということになっていけるのです。
ここまでくれば、「やらない」ということに対して納得できます。
やらないといけないと思っていることを、「やらない」と決めるには、自分で考えて納得する必要があります。
ここを自分でするかしないかで、決めるときに大きな影響が出てくるのです。
自分で納得して決めることができれば、不平や不満も出てきません。
でも、人に決めてもらうと、自分が思っている通りの状態にならなかったときに、人のせいにできてしまいます。
これでは、また「イライラ」が出てくるので、イライラが消えません。
それでは、いつまでもイライラが消えないんです。
だから、自分で決めることをしてみてください。
人間関係でイライラしないコツとは?
人間関係でイライラしないコツは、「自分にだけ集中していく」ことです。
イライラの原因は、「自分のやりたいと思うこと以外」をするからだとお伝えしてきました。
だからこそ、イライラしないで生きていくためには、自分のことを自分でやっていく。
そして、余裕があったら、気分が向いたら、手伝っていく。
これでも十分、生活は成り立っていきます。
これは分業とは違います。
役割ではないんです。
例えば、料理を作る人を決めてしまえば、その人が料理の気分ではない時でも、料理をしないといけません。
そうではなく、その日によってやることは変わっていいと思います。
今日は料理の気分。
今日は掃除の気分。
今日は何もしたくない気分。
それを実際にやってみて、周りに他をやりたい人がいれば、それをまかせていけば、気持ちがいい人間関係になっていくんです。
「今日は掃除の気分だから、誰か料理やってくれないかな?」
と思っていれば、協力して家族がやってくれた。
ということを実際にあった話です。
アナタがはっきりと自分の気分で「やりたい」と思うことを決めれば、今まで「やらなければいけない」と思っていたことをしなくていい方法が出てくるんです。
だから、イライラしなくて良くなります。
イライラしなくていいから、さらに気分が良くなるので、やりたいことも増えていくことになって、いい循環になっていきます。
そのためにはまず、自分を大切にしてみてください。
自分の気分や、自分の思っていること、自分はどうしたいのか?
それらを感じて、素直に表現してみてください。
それがまず最初のスタートです。
まとめ
イライラは、イライラの原因が必ずあります。
それはほとんどが、自分の考えていることと、出来事のギャップです。
考えるのがめんどくさかったり、向き合うのが照れくさいかもしれませんが、それをやって初めて、イライラがない毎日を過ごしていけるようになるので、ぜひ向き合うことにチャレンジしてみてくださいね。
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